2020/12/25

1月も練習休み

 団員一斉メールが来ました。

1、1月練習休みます。
2、2月以降は、また連絡します。

来年は、いい年になりますように!!

 大阪の10000人の第九をテレビで観ました。
会場は、無観客。合唱団員はすべてリモート。オーケストラの音とともに各人の表情とか日常の様子などがアップで映し出され、これもまたいいかなと感じられました。

 名古屋では、名フィルによる第九が開催され(県芸術劇場コンサートホール)、これもテレビで観ました。
 今回は、オーケストラを小規模にし、4人のソリスト。合唱隊は、東京混声合唱団プロの人たち28人。口から胸まで下がった特別製のマスクを着け、オーケストラから離れた2階で歌っていました。
 観客は、1200人。
 演奏終了後の拍手はすごかった。いつまでも鳴りやまなかった。新聞によると、ブラボーの幕を掲げる人もいたということです。

 朝日新聞「天声人語」に、“大勢が同じ空間に身を委ねる音楽という営み。コンサートやライブに未来はないという悲観論も聞く。それでも各地の舞台には、少しずつ音が戻ってきた。”(2020.12.23)とありました。

 マスクを着けないで肩を寄せ合い、思う存分大きい声を出して合唱できる日が、新しい年には来ることをひたすら願うものです。


2020/12/12

ウインターコンサート 於:永正寺

Ⅰ、アンサンブル・カペラ
 カペラとは、礼拝堂・教会という意味とか。即ちキリスト教(カトリック)の宗教曲を歌うグループ。それが臨済宗の寺院の本堂で歌うのである。
 パレストリーナ作曲「Kyrie」他と日本の童謡歌曲「旅愁」「かあさんの歌」など。混声8人。アカペラ。

Ⅱ、コーロ・ヴィオレッタ ピアノ:伊與木慶子
 女声6人、指揮者なし。選曲およびその曲をどのように歌うかなどすべてこの6人でやっている。コロナ禍のきびしい中、“希望と夢を持ち続けたい”と元気。
「見上げてごらん夜の星を」「夜明けのうた」など夢のメドレー4曲。よかった。

Ⅲ、アンサンブル・カンタービレ 指揮:栗本昌廣
 山田耕筰作品「電話」「あわて床屋」「この道」などの童謡と東日本大震災の被災者を応援する曲「前へ」「今ここに」
 アンコールは、「ふるさと」と讃美歌2曲。混声17人。アカペラ。

以上、すばらしいコンサートでした。
 主催は、尾張芸術文化懇話会。その代表の方がおっしゃいました。
「日本の歌が心に染み、涙が出そうになりました。また、人の心に響くのは、人の声ですね。次回は、マスクなしで歌っていただけることを願っています。」と。

*尾北男声合唱団メンバー
 伊藤雄一・神田邦彦・柴田芳樹・下田良作そして栗本昌廣さん。
 素晴らしかったです。ご苦労様でした。